成人式とは、満20歳になった男女のために、成人の日に地方自治体や企業などによって行なわれる式典のことです。
江戸時代の武家社会では、男児の15歳頃を元服と称し、儀式を行い一人前とされていました。
時代は流れ、戦前の日本においては、15歳〜18歳で成人式を迎えるのが一般的でした。
現在では、20歳とされています。
法律では、成人の日の定義を「大人になったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝い励ます」としています。
成人式では、女性は振り袖、男性はスーツや羽織袴などの正装に身を包み、地方自治体の市長などから、祝福の言葉が贈られます。
現在の法律では、20歳という年齢をもって成人とみなし、飲酒・喫煙・投票などが許されています。
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成人式のニュースで必ず問題になるのが非常識な行動をとる人達ですね。
式の最中に大声で騒いだり、暴言を吐いたり、挙げ句には暴力を振るったり。
こういった人達はほんの一部ですが一緒に式に出席していた方々までも嫌な気持ちにさせてしまいます。
10代の頃は早く大人になりたくてたまらないので、成人式は本当に嬉しいものです。
大人の仲間入りが出来る事が嬉しくて羽目を外したくなりますが、成人式を迎えるという事は同時に大人の責任も果たす歳になったという事です。
自分一人の非常識な行為が周りの人への迷惑になるという事を肝に銘じなくてはなりません。
何より大人のマナーを持って式を終える事で自分にも覚悟が生まれると思います。
これから成人式を迎える皆さんには、是非いい式にして頂きたいと思います。